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FXジャイアンツ「ローソク足」の魅力のすべてを解説
FX取引は、相場状況を見ながらエントリーすることでトレードをします。この「相場状況を見る」という行為をするためには必ずチャートを確認することになります。
世界中の多くのFXトレーダーが愛用しているMT4(メタトレーダー4)で説明すると・・・
このチャートの表示には・・・
- 「バーチャート」
- 「ローソク足チャート」
- 「ラインチャート」
・・・の3種類が用意されています。
この3つのチャートの中でも特に、日本人には「ローソク足チャート」が圧倒的人気を博しています。
ローソク足チャートの魅力とは、どんなところにあるのでしょうか?
このページでは、FX初心者必見の「ローソク足」を隅々まで理解する「ローソク足チャート」の決定版情報ともいうべきコンテンツをお届けしていきます。
ローソク足チャート、今昔(いま・むかし)物語
投資というと、どうしても海外のほうが進んだ技術を持っているようなイメージがあるかもしれません。しかし、このページで取り上げている「ローソク足」は実は日本人が考案したものだといわれています。少し驚きます(笑)。
時代を遡ること江戸時代、米の先物取引のために本間宗久という方が考え出したといわれています。
本間宗久といえば、FXの学習をしていくうちに出くわす「酒田五法」というものを作ったことでも有名な人です。
詳しくは、この記事では深堀りしませんが、ローソク足の歴史を理解したいなら「本間宗久」でググってみてください。
FXジャイアンツ「ローソク足」を深堀りします
ここまでローソク足の歴史と現在についてサラッと述べてきましたが、いよいよ実際のローソク足について、どのように見ていくべきなのか細かくチェックしていきますね。
チャート上にローソク足を表示すると・・・2種類のローソク足が見られると思います。
これは、それぞれ「陽線」「陰線」と呼ばれるローソク足です。
- 陽線:始値より終値が高い(上昇した)ローソク足(下記では図の中心=実体が”黒く“なっています)
- 陰線:始値より終値が低い(下落した)ローソク足(下記では図の中心=実体が”白く“なっています)
またさらに、ローソク足には「実体」と「ヒゲ」という部分を持っており、実体の各部位にも名前があります。ローソク足を有効に活用していくためにも、ぜひここで、それらの名前と意味を覚えておきましょう。
■実体:ローソクの本体みたいな、太く長方形になっている部分です。
■ヒゲ:細い線の部分。上につけば上ヒゲ、下につけば下ヒゲと呼ばれます。
■始値:そのローソク足が「動き始めた」スタート地点
■終値:そのローソク足が「最終的に到着した」終着点
■安値:ローソク足を形成するときに「相場が動いた一番低い」ポイント
■高値:ローソク足を形成するときに「相場が動いた一番高い」ポイント
どうですか、いかがでしょうか?
このように、ローソク足一本にも、いろいろと、たくさんの情報が詰まっているんですが・・・実際に時間の経過と、一本のローソク足ができ上がるまでの様子を用意してみました。
以下の図が、それですが、ぜひ確認してみてください。
時間とローソク足の関係を理解することは、FXトレーダーにとって非常に重要なことです。
複数のローソク足をまとめて「数分」「数時間」、ときには「数日」のローソク足として見立てて分析することもあるからです。
代表的な時間足としては「5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足」があります。たとえば1時間足というのは、1時間の間に動いた値動きを示したもの、ということになります。
ローソク足の各部位が持つ意味を理解できると、その相場の動きが以前よりも見えてくると思います。また、ローソク足のかたちの違いにも注目できるようになってくるのではないでしょうか。
実はローソク足には「陽線」「陰線」だけでなく、さまざまな”かたち”が存在していて、そこから相場状況を分析することもできるという、スグレモノでもあるのです。
ここまで読んでみて、FX初心者には特に、なんだか難しそうだと感じたかもしれません。いきなりすべてを理解するのは確かに大変なことです。
投資は日々の学習が大切なので、ぜひゆっくり時間をかけて自分のペースで理解していくようにしましょう。
ここでローソク足についての理解を少しでも深めることができれば、あなたもトレーダーとして大きく飛躍できるはずです。分からないと言わないで、とりあえず、「そんなものなのか」と思っていただければ今は充分ですから。
FXジャイアンツ「MT4のローソク足」はシンプルかつ凄い!
すでに実際にFXでトレードを行っている人も、改めて気付かされたこともあるのではないでしょうか。シンプルな見た目なのに意外とそこに込められた情報や意味は濃厚で非常に深いです。
とうぜん相場分析にはインジケーターを活用する方も多いと思いますが、このローソク足からのみトレードを判断しているプロトレーダーもいるくらい、ローソク足を知っている人にとっては万能とも言えるツールなのです。
これからFXに取り組みたい方は、ぜひローソク足を深く理解して、有効に活用することで、思うぞんぶん利益をゲットしてもらいたいと思います。
もしローソク足のことで質問などがありましたら、このサイトの「お問い合わせ」か「口コミ掲示板」でお気軽に聞いてください。
さらにFXジャイアンツの日本語サポートに質問してもらっても良いと思います。
そしてMT4の使い方の静の段階に進みたい方は下記のリンクを押してください。