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口コミ評判でFXジャイアンツのスプレッドを比較してみた
FXを取引するには、毎回、取引するごとに「スプレッド」と言われるFX証券会社への手数料を支払う必要があります。
なるべくなら「手数料」は安いほうがいいですよね(笑)。
基本的にFXジャイアンツは「業界最高基準のスプレッド(つまり安い・低い・狭い)」を強みとしています。口コミや評判を見るまでもなく、実際、他の海外FX会社と比べるとFXジャイアンツは低スプレッドであることが分かります。
ところが・・・海外FX会社は国内FX会社と比較すれば、どうしてもスプレッドが広くなってしまう傾向にあります。これは口コミを見ても一目瞭然です。
そして多くのFXトレーダーも「スプレッドは狭ければ狭い方が良い」と思っているフシがあります。つまりスプレッドの大小で海外FX会社を敬遠している向きも大勢いるということです。そしてスプレッドは数値なので口コミや評判に左右されません。
そりゃ、表面的にはスプレッドは、やはり「高い・広い」よりも「安い・低い・狭い」ほうが良いと感じてしまう、これは仕方がないです。
でもスプレッドについての「表面」じゃなくて「裏」を知らないと、FX取引で勝つなんて、とてもできません(苦笑)。
どれだけ多くの人が「スプレッドが狭い」という国内FX会社の甘い囁きで大損しているか・・・筆者は知っています・・・いや、これ、マジです。ちゃんと「自分で考えないと」FXも株式も絶対に勝てません。そのために口コミでの評判を含めたスプレッドの“事実“を知ってほしいと思います。
そもそも「スプレッド」って何なの?
スプレッドとは、端的に言うと「買値と売値の差額」のことです。
ただ、それだけじゃなくて・・・FX会社によって、同じ通貨の場合でも売値(Bid)と買値(Ask)は違ってくるし・・・最終的にはスプレッドはFX会社に支払う手数料となります。
分かりづらいので、図で説明します。
とりあえず上記のように、現在、USD/JPY(米ドル円)の通貨ペアを取引する際に「売値:106.982円 買値:106.985円」だったとしましょう。
これ、差し引きすると・・・つまり「買値」から「売値」を引くと、「0.3銭」になります。
・・・これこそ、スプレッドの正体です。つまり差額の0.3銭=スプレッドです。
そしてこれはトレーダーの懐には入ってきません。FX会社に手数料として支払うもので、トレーダーにとっては「コスト」ということになります。このことはFX取引の仕組みなので世界中どこにいっても変わりません。
FXジャイアンツを口コミ評判でスプレッド比較
一般的に国内FX会社と比較すれば、口コミ評判サイトなどを見ても、海外FXはスプレッドが広い(高い)と評価されています。
でも、FXジャイアンツのスプレッドは海外FX会社の中では狭い(安い)です。
具体的に数字で行きましょう。以下が、FXジャイアンツのスプレッドです。
通貨ペア | 最小スプレッド | 平均スプレッド |
米ドル / 円 (USD / JPY) | 0.40 | 0.90 |
ユーロ / 米ドル (EUR / USD) | 0.70 | 1.20 |
ユーロ / 円 (EUR / JPY) | 1.10 | 2.30 |
英ポンド / 円 (GBP / JPY) | 4.00 | 4.50 |
英ポンド / 米ドル (GBP / USD) | 0.80 | 1.30 |
豪ドル / 円 (AUD / JPY) | 4.00 | 4.10 |
豪ドル / 米ドル (AUD / USD) | 1.00 | 1.20 |
NZドル / 米ドル (NZD / USD) | 2.80 | 2.80 |
NZドル / 円 (NZD / JPY) | 4.00 | 4.00 |
そして次に・・・
FXジャイアンツと海外の大手FX会社を比べてみます。
通貨ペア | FXジャイアンツ | XM | TitanFX |
米ドル / 円 (USD / JPY) | 0.90 | 1.80 | 1.33 |
ユーロ / 米ドル (EUR / USD) | 1.20 | 1.70 | 1.20 |
ユーロ / 円 (EUR / JPY) | 2.30 | 2.60 | 1.70 |
英ポンド / 円 (GBP / JPY) | 4.50 | 3.80 | 2.45 |
英ポンド / 米ドル (GBP / USD) | 1.30 | 2.30 | 1.57 |
豪ドル / 円 (AUD / JPY) | 4.10 | 3.00 | 2.12 |
豪ドル / 米ドル (AUD / USD) | 1.20 | 1.80 | 1.52 |
NZドル / 米ドル (NZD / USD) | 2.80 | 1.80 | 1.86 |
NZドル / 円 (NZD / JPY) | 4.00 | 2.50 | 2.62 |
どう見ても、FXジャイアンツのスプレッドは評判通り「狭い(安い)」通貨ペアが多いです。一目瞭然です。
口コミや評判を見ても、このスプレッドの狭さの魅力で、FXジャイアンツで口座開設している人が多いことが窺えます、
FXジャイアンツと国内FXの比較と口コミ
ではさらに、FXジャイアンツと国内大手FX会社のスプレッドを比べてみます。
FXをやってる人なら誰もが知っている「GMOクリック証券」と「外為どっとコム」です。口コミや評判の前にまずはスペックとしての数字で比較します。
通貨ペア | FXジャイアンツ | GMOクリック証券 | 外為どっとコム |
米ドル / 円 (USD / JPY) | 0.90 | 0.30 | 0.30 |
ユーロ / 米ドル (EUR / USD) | 1.20 | 0.40 | 0.40 |
ユーロ / 円 (EUR / JPY) | 2.30 | 0.50 | 0.50 |
英ポンド / 円 (GBP / JPY) | 4.50 | 1.00 | 1.00 |
英ポンド / 米ドル (GBP / USD) | 1.30 | 1.00 | 1.00 |
豪ドル / 円 (AUD / JPY) | 4.10 | 0.70 | 0.70 |
豪ドル / 米ドル (AUD / USD) | 1.20 | 0.90 | 0.90 |
NZドル / 米ドル (NZD / USD) | 2.80 | 1.60 | 1.60 |
NZドル / 円 (NZD / JPY) | 4.00 | 1.20 | 1.20 |
わざわざ言うに及びませんが・・・FXジャイアンツの方がスプレッドは高い(広い)ですね。海外FXには手を出せないという口コミや評判があるのは、このせいでもあるでしょう。
しかしここが最初に言った「表面的」な部分であり、こういうのには必ず「裏」があります。
FX取引をはじめるにあたって、ネット上の口コミ評判は参考になりますが、SNSなどの口コミや評判には「裏」の部分が書いてないことが多いので注意してくださいね。
FXジャイアンツに比べ国内FXのスプレッドが低い理由は簡単!
もうこれは国内経済の構造的な問題と言っても差し支えないかもしれません。
なぜ・・・
- 国内FX会社:スプレッドが狭い(低い)
- 海外FX会社:スプレッドが広い(高い)
・・・こういうことが表面的に、まかり通るのか?
ここの背景(裏)には、根本的な取引方法の違いがあるのです。
※一般的には「ノミ(呑み)取引」と呼ばれます。
利益操作ができるDD方式(B-book)の場合、トレーダーとインターバンク(注文先)の間にFX会社が挟まります。つまり、トレーダー(あなた)が注文を入れると一度FX会社に注文が行き、その注文をどのように捌くのかはFX会社に掛かっているというわけです。
■FXジャイアンツなどの海外FX会社は透明性の高い、NDD方式(A-book)
利益操作ができないNDD方式(A-book)の場合、トレーダー(あなた)とインターバンク(注文先)だけで取引が完結する仕組みのことでFX会社側は手数料などをスプレッドに加えずに取引を仲介してくれています。
DD方式の会社の多くは、小さい取引に関しては自社(FX会社)で扱います。が、大きな取引に関してはインターバンクに注文を流しているという・・・一見、手間がかかりそうですが、こうする理由は、単純にNDD方式よりも儲かるからです。
例えばの話、あなたが知人に1万円分の宝くじを買ってきて欲しいと頼んだとしましょう。しかし、宝くじなんて当たる確率は、たかが知れてますよね?なので、その知人は宝くじを買ったけど「全部負けて外れてしまったこと」にして、1万円をちょろまかして自分の利益にするわけです。これをFX会社がやることは一般的に「ノミ(呑み)行為」と呼ばれています。
信じられないような酷い話ですが、これがDD方式を採用しているFX会社の戦略です。
しかしながら、こんなことをネット社会と呼ばれる透明性の高い現代でやっていたら、そのFX会社の信用はガタ落ちし、ネット上の評判も落ちて、ユーザーが離れていくのは目に見えているので、バレるかバレないか判断がつかないほどの微妙なラインで調整しているというのが現実です。
反面、DD方式はトレーダーの取引をバレない程度に操作し利益を増幅させる分、ボーナスやスプレッド幅などを異様に低く設定しています。というか、スプレッドを低くして客引きしているのと同じです。
でも、けっきょくのところ、DD方式では利用者が負ければ負けるほどFX会社側は大きく稼げるため「最終的に利用者が大きく負けることを前提とした取引」というのがDD方式の会社の戦略だと思って間違いないです。これはあまり口コミ評判では話題に上がりませんが、非常に重要なことです。
FXジャイアンツのスプレッドが評判になる理由
いろんな口コミ評判サイトや比較サイトを見てみると、FXジャイアンツに口座開設した理由は「スプレッドが他の海外FXより狭かったから」「特にドル円のスプレッドに魅力を感じた」という評判や口コミが多いです。
前述したように、XMやTitanFXと比べても明らかにFXジャイアンツのスプレッドは狭いわけで、ドル円で取引する日本人に評判が良くて当然のことと思います。
まだ海外FXで取引したことのない人にとって、スプレッドというのは意識的に考えたことが無い方も多いようです。しかしハイレバレッジでポジションを長く持ってトレードをしていくと、どうしてもスプレッドに注目することになるのは自明の理です。
特に口コミや評判を気にせずとも、現実的な問題としてスプレッドの狭さが取引や利益に効いてくるからです。
FXジャイアンツのスプレッドの口コミ評判まとめ
スプレッドについて語ってきましたが、まとめるとすれば・・・国内FX業者はスプレッドが狭い代償として、その他の部分で手数料が引かれたり・・・
取引に関して不透明な部分があるという見過ごせないデメリットがあるということです。ネット上の口コミや評判からも明らかです。国内FXはノミ行為をしている可能性が高いです。それをまず知ってください。
「スプレッドが広い・高い=損する」ではないことや、海外FX業者のスプレッドが広い傾向にある理由を理解し、さまざまな面を考慮しつつ冷静に判断することが重要です。
今回は話が難しかったかもしれませんが、世の中、ほとんどのことが、こんなもんなんですよ(笑)。すべてが口コミ通りというわけではありません。
Googleの検索上位に上がる口コミや評判には書かれていない事実というのは厳然として存在するのです。
筆者がなぜ、FXジャイアンツで利益を得ているかの、下地の部分というか、普段は、あまり見えない部分の話をしました。初心者の方には特にFXジャイアンツなど海外FXを勧める理由が、ここにあります。なぜ海外FX会社が口コミで評判がいいのかの理由は、具体的な数値として現れている場合が多いです。でもそれを見過ごす人も多いです。残念なことです。
もし、ちょっとでも、気になるとか、やってみたいなと思った方は、とりあえず無料で簡単にできる、かつ口コミ評判の良い「デモトレード」から初めてみるのが良いかと思います。
→「FXジャイアンツの【デモ口座開設方法】」はコチラ
これ、もし分からないことが少しでもあったら、このサイトのお問い合わせでも口コミ評判掲示板にでもよいので、気軽に書いてください。記事の中で必ずお答えします。少し時間がかかるかもしれませんが、お問い合わせの場合は直接お答えいたします。
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